XML Sitemapsの設定方法と使い方

XML Sitemapsの設定方法と使い方

最後に紹介する、WordPress5.5から搭載されたWordPress標準のサイトマップをOFFにするのを忘れないようにします!
特に以前からこのプラグインを使ってる人は、気がつかないうちにONになってるかもしれないので、要再確認です!

プラグインのインストール

まずはプラグインのインストール。

プラグイン名のXML Sitemapsで検索しても他のプラグインが色々と出てくるので、作者名の「Auctollo」で検索すると一発で出てきます!

プラグインのインストール方法

WordPressのプラグインをインストールする3つの方法 WordPressのプラグインをインストールする3つの方法

設定編

設定画面は、ダッシュボードの設定の中にあります。

基本的な設定

XML Sitemapsの基本的な設定

始めの3つはONにします。
GoogleやBingに通知を行い、ping通知をサポートしてない検索エンジン用に、robots.txtにサイトマップのURLを書くことで知らせます。

高度なオプション

メモリ制限や実行制限は、現在では必要ありません。

続く、Try to auto… は、通常はONのままでファイルを圧縮します。
もし文字化けやエラーが発生した場合は、チェックを外してます。

XSLTスタイルシートを含める
XMLのデザインにまでこだわる方は設定。
通常はデフォルトでOK.

Override the base URL of the sitemap
このプラグインを利用しているWordPressがサブディレクトリで稼働していて、サイトマップをドメインのルートに表示する場合に、このオプションを使用します。

HTML形式でサイトマップを含める
通常はONでOK.
XML標準を理解していないボット対策にhtml形式で用意しておきます。

Additional Pages

XML Sitemapsに追加のページを含める

WordPress外のあるサイトマップに含めたいページを追加することができます。

投稿の優先順位

投稿の優先順位を設定

お好みに合わせて選択します。
画像は真ん中になってますが、通常は上にチェックでOKです。

Sitemap コンテンツ

サイトマップに含めるコンテンツを選択します

基本的には画像の通りの設定でOKです。
場合によってはカテゴリーやアーカイブを含める場合もあります。

Excluded Items

サイトマップに含めたくないカテゴリーやページを選択

Sitemapから除外したいカテゴリーや投稿を指定します。

Change Frequencies

希望のクロール頻度を設定

ブログの更新頻度に合わせて設定します。
クロール頻度の希望を伝える感じでしょうか。あくまで希望であってその通りにはなりません。

優先順位の設定

重要度の設定

ページの重要度を設定します。
サイト内での相対的な数値になるため、通常はホームと投稿と固定ページが高くなると思います。
全てを1.0にしてもSEO的に意味はありません。※逆に不利に働く可能性も・・

設定内容の確認

sitemap.xmlの表示例

設定が終わったら一度確認します。
WordPressのURLの後ろに、/sitemap.xml を確認し、このような表示がされればOK

robots.txtの表示確認

次に、WordPressのURLの後ろに、/robots.txt を確認します。
画像のように、/wp-sitemap.xml が表示されてる場合、WordPress5.5から搭載されたWordPress標準のサイトマップをオフにします。
オフにする方法は、下記のコード1行を function.php に追加してます。

add_filter( 'wp_sitemaps_enabled', '__return_false' );

最後に

サーチコンソールに登録します。
サーチコンソールについては、また別で記事を書く予定。

検証環境

サーバー:ロリポップ / テーマ:SANGO 2.10.7
WordPress 5.8 / PHP 8 / MySQL 5.6
今回のプラグイン:XML Sitemaps 4.1.1