個人規模から中規模までのクライアントワークで使えるWordPressのカスタムを中心とした、Web制作に関することを書いてます。

functions.phpの機能の一部をオリジナルプラグイン化する方法

functions.phpの機能の一部をオリジナルプラグイン化する方法

よく使う機能や function.php に書くことでTheme Checkプラグインでエラーになってしまう場合などはオリジナルプラグイン化します。

プラグインの基本

テーマフォルダ直下のstyle.cssのように、まずはファイルに関する情報を書きます。

<?php
/*
Plugin Name: (プラグインの名前)
Plugin URI: (プラグインの説明と更新を示すページの URI)
Description: (プラグインの短い説明)
Version: (プラグインのバージョン番号。例: 1.0)
Author: (プラグイン作者の名前)
Author URI: (プラグイン作者の URI)
Text Domain: (プラグインのテキストドメインを設定)
Domain Path: (翻訳ファイルへのパス 例: /languages/)
License: (ライセンス名の「スラッグ」 例: GPLv2 or later)
*/

3行目のPlugin Nameのみ書かれていればプラグインとして動作します。

プラグイン名が、既存のプラグインと名前が重複すると意図しない更新通知が出たり、更新してしまうと公式プラグインディレクトリに存在する同名のプラグインに置き換わってしまう事があります。

書き方

あとは通常 functions.php に書いている機能を書きます。

例)head() の generator を消すプラグイン

<?php
/*
Plugin Name: WP55 オリジナルプラグイン
Plugin URI: https://wp55.jp
Description: head()のgenerator情報を消す
Version: 1.0
Author: wp55
Author URI: https://profiles.wordpress.org/wp55
License: GPLv2 or later
*/

remove_action( 'wp_head', 'wp_generator' );

このファイルをFTPなどで、pluginsフォルダに設置しダッシュボードから有効にすれば完了です。

よく使う機能をオリジナルプラグインとして作っておく事で作業時間短縮&クライアントからの信頼アップ。新着記事へのNew表示機能やカスタム投稿で緊急のお知らせ機能など・・