SANGOで行った設定その1 〜不要な画像サイズを自動生成しない〜

SANGOで行った設定その1 〜不要な画像サイズを自動生成しない〜

WordPressのデフォルト設定でSANGOテーマを使った際に、画像を1枚アップロードするとオリジナル画像以外にリサイズされた10枚の画像が生成され合計11枚の画像が保存されてしまうので、それを減らします。

SANGOで自動生成される画像一覧と説明

試しにtest.jpgという幅6000px 高さ4000pxの画像1枚をアップロードするとこのようになります。

自動生成される画像一覧
サイズ説明
150 x 150WP メディア設定(サムネ/トリミング)
160 x 160SANGO サムネ(人気記事等/トリミング)
300 x 200WP メディア設定(中)
520 x 300SANGO 中(アイキャッチ等/トリミング)
768 x 512WP標準
940 x 627SANGO 大 関連記事等
1024 x 683WP メディア設定(大)
1536 x 1024WP標準
2048 x 1365WP標準
scaled (2560 x 1707)WP標準
オリジナル(6000 x 4000)オリジナル画像

これらに加えて、別の記事で紹介するWebP画像も自動生成されるのでさらに2倍になります。

これではサーバーを圧迫してしまう上に、将来的な管理もしにくくなるので不要な画像を生成しないようにしていきます。

ダッシュボードから変更できる画像

画像のオレンジ色のラベルの付いた3つの画像

  • test-150×150.jpg
  • test-300×200.jpg
  • test-1024×683.jpg

これは、ダッシュボードの設定 – メディアで変更します。
SANGOテーマを使う場合、WordPress自体のメディア設定の数値を全て0にしても問題ないです。

functions.phpから変更する画像

紫色のラベルのついた4つの画像については、functions.phpというファイルに追記します。
生成したい画像サイズについては、記述しないでください。

  • test-768×512.jpg
  • test-1536×1024.jpg
  • test-2048×1365.jpg
  • test-scaled.jpg
add_image_size('medium_large', 0, 0); // test-768x512.jpg
add_image_size('1536x1536', 0, 0); // test-1536x1024.jpg
add_image_size('2048x2048', 0, 0); // test-2048x1365.jpg
add_filter( 'big_image_size_threshold', '__return_false' ); // test-scaled.jpg

最後に、オリジナル画像をリサイズして保存する方法

その他プラグインを使う事で新規投稿時にオリジナルサイズの画像ファイルをリサイズして保存できます。
これらのプラグインの使い方については、また後日解説します。

参考:Imsanity / EWWW Image Optimizer

検証環境

サーバー:ロリポップ / テーマ:SANGO 2.10.7
WordPress 5.8.1 / PHP 8 / MySQL 5.6