個人規模から中規模までのクライアントワークで使えるWordPressのカスタムを中心とした、Web制作に関することを書いてます。

テーマの種類(クラシックテーマとブロックテーマ)

テーマの種類(クラシックテーマとブロックテーマ

クラシックテーマ

現在多くのサイトで使われてるのがクラシックテーマになります。
ヘッダーやフッターといったパーツごとにPHPのテンプレートで構成されています。

サイトエディター、テンプレートエディター、グローバルスタイル UI などは利用出来ません (WP 6.1 からはテンプレートパーツエディターは利用出来ます)。

以前の投稿画面は、クラシックエディターとなります。
WP5.0以降は、ブロックエディターが標準になります。
※ブロックエディター = ブロックテーマというわけではありません。

ブロックテーマ

テーマによるサイドバーの違い
テーマによるサイドバーの違い

テーマ自体がブロックのみで構成されたHTML テンプレートになり、フルサイトエディター(FSE)に対応したテーマです。
クラシックテーマでは、ヘッダーやフッターがPHPで構成いていましたが、FSEではこれらも同一画面上のブロックで作成していきます。

サイトエディター、テンプレートエディター、グローバルスタイル UI などを持ちます。

theme.json を利用しテーマのスタイルやブロックに関する設定を細かく制御していきます。
公式テーマもWP5.9の Twenty Twenty-Two からブロックテーマが標準になりました。

ハイブリッドテーマ

ファイルの構成は、クラシックテーマと同様ですがテンプレートエディターや theme.json を使い必要に応じてブロックテーマの機能を1つ以上持っているテーマの事です。

ユニバーサルテーマ

ブロックテーマの機能とクラシックテーマの機能の両方を使うもの。

まとめ

個人的な肌感では、中小規模のサイト制作が多いこともあり、現在はクラシックテーマから徐々にハイブリッドテーマ / ユニバーサルテーマに移行している期間になります。

今後、大規模サイトでWordPressで構築する必要がある場合は、ブロックテーマも検討する必要がありそうです。